本日も、63市町村の障害福祉担当課にファックス

昨日に続き本日も、以下の文書を、埼玉県内63市町村の障害福祉担当課宛にファックスしました。

 

平成28年8月10日

埼玉県内市町村の障害福祉担当課 御中

埼玉県三郷市戸ヶ崎2193-1

地域で共に生きるナノ

 

高次脳機能障害の早期発見・早期診断について(再度のお願い)

 

 日頃より、高次脳機能障害者の支援にご尽力を賜り厚くお礼申しあげます。

 さて、皆様ご存知のように、高次脳機能障害の方が,精神障害者保健福祉手帳という医療・福祉へのパスポートを手に入れるためには、「精神障害である」と診断されることが必要です。

 平成13年度から平成15年度にかけて高次脳機能障害支援モデル事業のなかで「高次脳機能障害者とはどのような人か」を明確にするために高次脳機能障害診断基準が策定され、高次脳機能障害の行政的な定義が定まりました。

 平成16年度からは、高次脳機能障害の方は、高次脳機能障害診断基準に基づいて「器質精神障害」(近年では「高次脳機能障害」)と診断を受けることによって精神障害者保健福祉手帳を取得することが可能になっております。

 皆様の自治体において、脳卒中や事故などで脳に損傷を受け日常生活に支障を抱えている方が、「医療・福祉へのパスポート」である精神障害者保健福祉手帳を早期に取得できるよう、高次脳機能障害の方の早期発見・早期診断の体制の整備にご尽力をいただきたくお願いする次第です。

 

p.s.

 

 医学的・学術的定義において、「認知症に代表される高次脳機能障害」と表現されることもある高次脳機能障害(例:籠原病院(熊谷市)のパンフレット)。

 高次脳機能障害診断基準の除外項目で「進行性疾患を原因とする者は除外する」とされているので、医学的・学術的定義の高次脳機能障害から認知症が除外された形で、高次脳機能障害が行政的に定義されています。

 皆様の自治体において、治る認知症である(行政的定義での)高次脳機能障害についても、早期発見・早期診断の体制を整備していっていただければ幸いです。