高次脳機能障害の方などへの自立訓練事業(足立区)

10月12日、足立区のホームページに「施策・施策総括及び事務事業の自己評価結果等について」という標題で、平成27年度に実施した施策及び事務事業についての自己評価結果(平成28年度行政評価(平成27年度事業実施分))が公開されました。

 

事務事業評価調書のなかで、「障がい者が安心して暮らし続けられる社会をつくる」という括りの資料で、「社会リハビリテーション室運営事業」の評価では、18歳以上の身体障がい者や高次脳機能障がい者に対してリハビリ訓練の成果が評価されていました。

 

以下に、その一部抜粋。

 

◆社会リハビリテーション室運営事業

 

◇事務事業の概要 目的

 18歳以上の身体障がい者や高次脳機能障がい者に対してリハビリ訓練を行い、社会生活力を高め、自立と社会参加を促進することを目的とする。

 

◇事業分析(事業実績等の分析:担当者・係長評価)

 リハビリ訓練利用者の満足度は、87%と高い傾向にある。今後も満足度を維持しながら、利用者数を増やしていく。

貢献度:脳血管障がい、高次脳機能障がい、中途視覚障がい、中途聴覚障がいを対象とした障害者総合支援法上の自立訓練(機能・生活)事業所が区内に無く、障がい者の自立、社会参加に貢献している。

波及効果:医療・介護・障がいの各分野と連携し、地域への社会参加の流れを作っている。

協働:区内のリハビリ支援体制の充実を目指し、自立支援協議会等も活用しながら医療機関、介護保険施設、障がい者施設等と協働している。

 

◇総合評価(課長評価)  今後の方針:現状維持

 20代30代の若年の高次脳機能障がい者、脳血管障がい者が就労を含めた社会復帰を目指しても、介護保険サービスでは対象外となる。そのため、障害者総合支援法の自立訓練(機能・生活)事業を利用し、心身の改善・向上を図り、社会的な自立を目指すことになる。身体機能の回復、維持を目的とした訓練に留まらず、就労支援を含む生活全般を視野に入れた総合的なリハビリに取り組める区内の施設は当センターだけである。引き続き事業の拡充を図り、通所者の要望に応えていく。また、課題となっている訓練終了後の利用可能な施設の確保を検討していく。