介護保険制度の見直しに関する意見

平成28年12月9日付で、社会保障審議会介護保険部会において「介護保険制度の見直しに関する意見」が取りまとめられ、厚生労働省のホームページで公表されました。

 

若年性認知症や高齢の障害者についての言及もあります。

 

以下に若年性認知症に関する部分を転載。

 

【若年性認知症施策の強化と認知症の人やその家族の視点の重視】

 

○若年性認知症の人については、医療や介護、障害福祉サービスだけでなく、就労、居場所づくりや社会参加支援等を含めた支援を行うことが重要であり、企業に雇用継続されるための事業主に対する若年性認知症に関する就労上の配慮等を含む必要な知識等の普及・啓発や相談支援、居場所づくりや社会参加支援等を含めた支援ネットワークの構築等を推進していくことが重要である。

 

○このため、若年性認知症支援コーディネーターと地域障害者職業センターや認知症地域支援推進員などの関係機関との連携を推進していくことが適当である。

 

○また、認知症の初期の段階では、まだ介護が必要な状態にはなく、むしろ本人が求める今後の生活に係る様々なサポートが十分に受けられていないという指摘もあり、初期段階の認知症の人のニーズの把握や、これに対応できるような資源の整備と併せて、認知症の人の声を施策の企画・立案や評価に反映させる仕組みづくりも求められる。

 

○このため、認知症の人が集い、自らの体験や希望、必要としていることを主体的に語り合うミーティングの開催など、認知症の人を支える側の視点ではなく、本人の視点に立った施策を推進することができるようにするための取組を検討することが適当である。