第2次横瀬町地域福祉計画(案)及び横瀬町地域福祉活動計画(案)への意見

本日、「第2次横瀬町地域福祉計画(案)及び横瀬町地域福祉活動計画(案)」について、地域で共に生きるナノを郵送で横瀬町役場健康づくり課に送付しました。

 

送付した意見と理由は、以下のようなものです。

 

◆意見

 

【計画(案)53ページ、「(1)権利擁護」「住民の取組」のところ】

 「認知症高齢者などについての理解を深めます。」と記されておりますが、国際疾病分類第10版(ICD-10)で同じカテゴリ(F0:症状性を含む器質性精神障害)に分類される若年性認知症、高次脳機能障害も含め、より具体的に以下のような記述にしていただけると嬉しく存じます。

 「認知症、若年性認知症、高次脳機能障害などについての理解を深めます。」

 

◆理由

 

横瀬町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(案)についてのパブコメ実施の際に意見を出させていただき、以下のような横瀬町の見解が示されております。

 

 第2号被保険者の若年性認知症の方や脳卒中の後遺症等により、高次脳機能障害となった方々は、高齢者とは異なった支援などが必要であることを踏まえ、次のとおり計画内に追加させていただきました。

 

基本目標2 安心して介護が受けられるために

(2)認知症高齢者に対するサービスの充実

【具体的な取組み】の

「5)第2号被保険者への支援」として、

 「65歳未満の働き盛りに発症する若年性認知症や脳卒中等の後遺症による高次脳機能障害を含む認知障害への理解が深まるように啓発活動に取り組むとともに、予防・早期発見・早期対応のための総合的な支援体制の構築を図ります。

 また、介護保険担当課と障害福祉担当課の連携を深め、器質性精神障害としての適切な診断につなげるなど切れ目のない支援に取り組みます。」

 

若年性認知症や脳卒中の高次脳機能障害で高次脳機能障害になった方の場合、介護保険サービスだけではなく併用できる障害福祉サービスにつなげるなど「個別の福祉計画では対応できない横断的な取り組み」が必要になります。

 

また、現役(働き盛りの)世代での中途障害ですので、発症後は経済的な問題も起きやく、早期に対応できないと生活困窮に陥る可能性も大きく、住民の正しい理解が欠かせません。

 

高次脳機能障害の認知度の低さは、例えば『東松山市「第三次市民福祉プラン(障害者計画)」策定のためのアンケート調査 結果報告書』の「問 障害の種別にはいろいろありますが、あなたはどれくらい知っていますか。」という設問への以下のようなアンケート結果などを見れば、一目瞭然だと思います。

 

(図:略)

 

なお、日本成年後見法学会では、高次脳機能障害に関する研究委員会(特別設置委員会)を設置して、「交通事故等により脳に外傷を負ったために認知障害などをもつ高次脳機能障害者を、成年後見制度の活用によって支援していくための方法を研究し」ており、『高次脳機能障害者の親族後見人ハンドブック(平成25年10月)』といった成果物をホームページで公開したりしています。