浦安市の徘徊行動対策

4月1日、浦安市のホームページに「市内在住の行動障がいのある知的障がいの方や高次脳機能障がいのある方などを在宅で介護している方」を対象に「PHSを利用したはいかい探知機を身につけていただき、行方不明になったときに、その電波をキャッチし、居場所を知らせるシステムの利用者に対し、利用料などの一部を助成」する「知的障がい者等家族支援サービス」の情報が掲載されました。

 

調べてみると、12月1日に開かれた平成28年度第3回浦安市自立支援協議会権利擁護部会議事録に、以下のようなやりとりが記されていました。

 

事務局:

 では、引き続きまして、私より市の事業報告並びに今後の予定を3点ほどご説明させていただきます。

 まず1点目、議題の資料(2)ということで、障がい者(児)版「おまもりシール」の導入についてということになります。チラシを一部別途でつけさせていただいておりますので、あわせてご参照ください。

 こちらの「おまもりシール」なんですが、既にいわゆる認知症で徘徊行動の恐れのある高齢者の方のために、市の高齢者福祉課がことしの2月より導入しているものなんですが、いわゆる知的の障がいのお子さんや見当識障がい等がありまして自宅に戻れなくなってしまう恐れの方などを対象に、ことしの10月より障がい者福祉課においてもこの「おまもりシール」の導入を、対象を拡大して導入を開始しております。

 具体的には、この「おまもりシール」、お名前、ご連絡先等が載ったものを衣服の内側にあらかじめ張っておくことで、万が一行方不明等になり自宅に戻れなくなった際に、発見時に本人の身元が早期に判明できるようにするというものです。また、あわせて事前に警察へ情報提供しておくことで、発見時にご家族への連絡、ご本人の身元判明を早期にするという目的を持っております。

 こちらのシールは、1組40枚ということでお渡ししておりまして、費用は本人負担無料という形になっております。既にことしの10月より市の広報、ホームページでお載せして、きょう現在、大体8名の方のお申し込みをいただいているところです。

 続きまして、同じく議題の資料(3)になります。こちらは今後の予定、検討しているという内容になります。「はいかい探知機の賃借料等の助成制度」の導入についてというところになります。

 これも先ほどの「おまもりシール」と同じように、既に認知症等による徘徊行動のある方に対して市の高齢者福祉課が実施している事業の対象者の拡大ということになります。こちらの「はいかい探知機」というのは、ご存じになられた方も多いかと思いますが、非常に小さいマウスサイズぐらい、縦5センチ、横4センチぐらいになるんですが、こちらのGPS機能のついた探知機をご本人が持って外出することによって、万が一、行方がわからなくなった場合に、そのGPS機能の端末の機能のほうに基づいて本人の居場所がわかるというものになっています。こちらは参考として高齢者のガイドブックのほうのものを一部抜粋して添付しておりますので、ごらんいただければと思います。

 こちらは、自己負担は一月につき1,080円という形になり、万が一、本人の居場所をということで探索する場合にも、別途費用は基本的にはかかりません。対象は、市内在住の行動障がいなり知的障がいをお持ちの方や、高次脳機能障がい、見当識障がいのある方、お持ちの方を自宅で介護されているという方を想定しています。開始時期は来年度、平成29年4月ということで現在準備をしておりまして、議会等で予算を承認されれば実施の予定で今進めております。

 周知につきましても、市のホームページや広報、チラシや各サービス事業所、あと、警察等、対象の候補者に向けても個別にご案内を進めていく予定です。

 それから3つ目、資料(4)という形になります。「見守りメール配信システム」の導入についてというところになります。

 こちらは、まず趣旨を読ませていただきます。高齢者福祉課が平成29年度に導入を検討している「見守りメール配信システム」について、高齢者に加えて障がい者、児童も対象にできないか検討をしていますと。「現在は、高齢者等の行方不明者が出た場合、市からのお知らせメールを約6,000人に配信しています」という内容になります。

 こちらなんですが、市の広聴広報課におきまして「重要なお知らせメール」というのをやっております。これは、迷子、迷い人のほかに防災や防犯の情報を登録された方にメールで配信しているというものになります。現在、おおむね65歳以上の認知症による徘徊をされて行方不明になった場合に、事件性がないと判断されたもの、並びにご家族からの同意が得られたものについては、こちらの「重要なお知らせメール」において配信しております。また、同様に見つかりましたということでご案内のメールをしておりますので、委員の皆様の中にもこの「重要なお知らせメール」を登録されている方は、時々メールが届いたという経験がおありかと思います。

 現在、この「重要なお知らせメール」に関連して、新たに「見守りメール配信システム」というのを導入できないか、現在、庁内で検討しています。こちらは、「重要なお知らせメール」と非常に、ご本人の様子が早期に発見できるようにということで、メール配信というところでは趣旨は似通っているんですが、大きく違うところは、ご本人の状況、例えば顔の写真だとか容姿といった細かい情報をご家族の同意のもと配信することができるようになるというところが大きく違うところです。

 こちらも対象は、市内在住の行動障がいのある方、それから高次脳機能障がい、見当識障がいをお持ちの方ということで、現在、調整を進めています。開始時期につきましては、こちらの資料には平成29年、来年度の4月という形になっていますが、現在こっちのもともとの「重要なお知らせメール」の所管課である広聴広報課や防犯課並びに高齢者福祉課と調整をしているので、この開始時期につきましては少しおくれる可能性があります。費用については無料という形になっております。また、現在、庁内で検討しておりますが、実際に導入の時期になりましたら、あわせてこちらのホームページや広報、チラシ、各サービス事業所や対象の候補者に個別にということでご案内をさせていただく予定です。

 本日のこの部会におきましては、この「見守りメール配信システム」について、委員の皆様からご意見を賜るという形になっておりますので、ぜひ自由なご意見をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。