サバイバルカード・アクションカード改訂版

6月1日、日本内科学会のホームページに、災害医療情報(サバイバルカード・アクションカード改訂版)が掲載されました。

 

認知症や高次脳機能障害など特別な配慮が必要な人も対象に含むアクションカードと解説も「災害時に多発する「生活不活発病」:その予防と回復における内科医の役割」の中に記載されています。

 

特別な配慮が必要な人を対象にしたアクションカードには、以下のようなことが記されています。

 

生活不活発病編

 特別な配慮が必要な人

 

Ⅰ.生活機能面に配慮が必要な状態

①日常生活活動低下

・介護を受けている場合(要介護認定者など)

・「限定的自立」の場合(自宅など日常の生活範囲でのみ自立、外出時には介護必要)

②要素的活動低下

・コミュニケーションに困難

(視覚障害、聴覚障害、失語症、知的障害、認知症、高次脳機能障害など)

・判断能力に困難

(知的障害、精神障害、認知症、高次脳機能障害など)

・集団行動の遂行に困難

(パニックを生じる、騒ぐ、同じペースで行動できないなど(精神障害、発達障害、知的障害、認知症、高次脳機能障害など))

・移動に困難:

 歩行や立ちしゃがみ困難など(足のまひなど)

・腕、手に不自由

・耐久性が低い

(呼吸器障害、心臓疾患、慢性疾患、体力低下など)

 

Ⅱ.病気・ケガ面に配慮が必要な人

 避難所・在宅ともに、遠慮して、生活上の不自由さを訴えないことは多い