「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例(素案)」への意見

本日、所沢市役所障害福祉課宛に、「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例(素案)」に対して、以下のような地域で共に生きるナノの意見をファックスで提出しました。

 

なお、この条例(素案)に対する意見募集は、10月31日が締切となっております。

 

■意見

 

「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例(素案)」の以下の部分。

 

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(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 障害のある人 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」という。)がある者であって、障害及び社会的障壁により、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。

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下にお示しするどちらかの形で、高次脳機能障害が精神障害に含まれることを明記して下さい。

 

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(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 障害のある人 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」という。)がある者であって、障害及び社会的障壁により、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。なお、高次脳機能障害は精神障害に含まれる。

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※末尾に「なお、高次脳機能障害は精神障害に含まれる。」を加えています。

 

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(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 障害のある人 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害及び高次脳機能障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」という。)がある者であって、障害及び社会的障壁により、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。

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※「及び高次脳機能障害」を加えています。

 

■理由

 

国の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針(平成27年2月24日閣議決定)」では、障害者の定義のところに「なお、高次脳機能障害は精神障害に含まれる。」という一文が加わっています。

 

また、「埼玉県障害のある人もない人も全ての人が安心して暮らしていける共生社会づくり条例」では、障害者の定義のところで「精神障害(発達障害及び高次脳機能障害を含む。)」と記され、高次脳機能障害が精神障害に含まれることが明確になっています。

 

第3次所沢市障害者支援計画(平成27年度~平成29年度)の29ページのところに、身体障害、知的障害、精神障害、難病、発達障害、高次脳機能障害それぞれの認知度(周知度)に関する調査の結果が示されておりますが、高次脳機能障害の認知度(周知度)は他の障害に比べて目立って低い結果になっております。

 

条例(素案)の「障害のある人」のところに、精神障害に高次脳機能障害が含まれることを明記し、「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例」の対象として「高次脳機能障害」も含まれることを周知する一助にしていただけるとありがたいと私どもは考えております。

 

なお、「地域生活支援事業実施要綱」(平成28年3月30日改正)において、意思疎通支援事業の対象者が「聴覚、言語機能、音声機能、視覚、失語、知的、発達、高次脳機能、重度の身体などの障害や難病のため、意思疎通を図ることに支障がある障害者等」であることが明確化され、高次脳機能障害のことも記されています。

 

また、障害者基本計画(第4次)の策定に向けた障害者政策委員会意見案(平成29年10月20日公開)の「(3)意思疎通支援の充実」のところには、以下のように高次脳機能障害のことも対象となる障害者として記されています。

 

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(3)意思疎通支援の充実

○ 聴覚、言語機能、音声機能、視覚、失語、知的、発達、高次脳機能、重度の身体などの障害や難病のため意思疎通を図ることに支障がある障害者に対して、手話通訳者、要約筆記者、盲ろう者向け通訳・介助員等の派遣、設置等による支援や点訳、代筆、代読、音声訳等による支援を行うとともに、手話通訳者、要約筆記者、盲ろう者向け通訳・介助員、点訳奉仕員、朗読奉仕員等の養成研修等の実施により人材の育成・確保を図り、コミュニケーション支援を充実させる。[2-(3)-1]

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