障害者計画案への意見に対する久喜市の見解

一昨日、1月23日の午後に開催された第4回久喜市障がい者施策推進協議会の会議資料が久喜市のホームページで公開されていました。

 

資料1は「第2次久喜市障がい者計画・第5期久喜市障がい福祉計画・第1期久喜市障がい児福祉計画(案)に対する意見募集の実施結果」。

 

「提出された意見の概要及び意見に対する市の考え方等」が記されていました。

 

高次脳機能障害に関係する意見と久喜市の考え方、計画案への反映について、以下に転載します。(体裁は、変えています)

 

◆番号

 5

 

◆意見の概要

 P39

「障がい者の範囲に難病や発達障がい、高次脳機能障がい等が加えられ」とありますが、高次脳機能障害は平成12年度から精神障害に位置づいておりますので、適切な表現に改めてください。

 

◆市の考え方

 ご意見を踏まえて、必要な修正を行います。

 

◆計画案への反映

 原案の修正

 P39 障がい者の範囲の表現を修正します。

 

 

◆番号

 6

 

◆意見の概要

 P44

 高次脳機能障害の方への支援も、地域生活支援拠点等の整備の一環で考えていくことを計画に記してください。

 

◆市の考え方

 地域生活支援拠点とは、障がい者(児)が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、障がいのある方の重度化・高齢化や親亡き後を見据え、居住支援のための体制を強化しようとするもので、相談体制や体験の機会、緊急時の受け入れ対応等の機能を備えた拠点(体制整備)を指します。

 高次脳機能障がいを含めた全ての障がいに対応した体制整備に努めてまいります。

 

◆計画案への反映

 原案どおり

 

 

◆番号

 7

 

◆意見の概要

 P54

 2つの事業(「精神保健相談の充実」、「関係機関との連携」)の対象に高次脳機能障害も含まれることを明記してください。

 

◆市の考え方

 第2次久喜市障がい者計画部分のP4「4 計画の対象」の中で、精神障がいには発達障がい、高次脳機能障がいを含むことを、本計画に位置付けております。

 

◆計画案への反映

 原案どおり

 

 

◆番号

 8

 

◆意見の概要

 P63

 高次脳機能障害支援モデル事業の成果の活用や、高次脳機能障害及びその関連障害に対する支援普及事業の支援を受けて、高次脳機能障害者の早期発見・早期対応、その後の対応について、計画に記してください。

 あわせて、40歳以上の脳卒中の後遺症で高次脳機能障害となった方や若年性認知症など、介護保険制度の利用が優先される方について、早期に発見し器質性精神障害(高次脳機能障害、若年性認知症)という診断に結び付け、介護保険制度だけでなく、障害福祉制度や障害年金制度などのサービスに繋げる組織横断的な体制を整備していくことを明記してください。

 

◆市の考え方

 高次脳機能障がいについて、早期発見・早期対応に繋げていくためには、障がい者本人やその家族をはじめ、周囲の関わりのある方に、高次脳機能障がいに関する正しい知識や理解を深めていくことが重要です。

 広く市民に周知及び啓発を図ることで、早期発見・早期治療に繋ぐとともに、その後の福祉や就労等の円滑な支援が可能となるものと考えています。

 そのようなことから、P63「啓発活動の推進」において、広報くきやホームページなどでの周知及び啓発等について掲載しています。

 また、介護保険の利用が優先される方への体制整備については、高次脳機能障がいの方だけでなく、介護保険利用者で障害福祉サービスが必要とされる方を介護保険と障害福祉で連携を図ることが重要であると考えています。

 こうしたことから、庁内だけでなく、関係機関との連携を図り、障害福祉サービスが円滑に提供できるよう、適切に対応してまいります。

 

◆計画案への反映

 原案どおり

 

 

◆番号

 9

 

◆意見の概要

 P89

 「精神障害に対応した地域包括ケアシステム」と記されている部分を「精神障害(発達障害及び高次脳機能障害を含む。)にも対応した地域包括ケアシステム」に直してください。

 

◆市の考え方

 7番の意見に対する考え方と同じ。

 

◆計画案への反映

 原案どおり

 

 

◆番号

 10

 

◆意見の概要

 P113

 意思疎通支援事業の対象に高次脳機能障害などが含まれること、入院中も意思疎通支援事業が利用できることを記してください。

 

◆市の考え方

 厚生労働省の地域生活支援事業実施要綱では、意思疎通支援事業の対象に高次脳機能障がいが含まれていますので、本計画のP113「聴覚、言語機能、音声機能等」において、同様に高次脳機能障がいも含むものと考えています。

 また、本計画のP39「2 地域生活支援事業」の「◆取り組みの方向」に、意思疎通を図ることに支障がある全ての障がい者に、必要な意思疎通支援事業の充実を図ることを明記します。

 

◆計画案への反映

 原案の修正

 P39必要な意思疎通支援事業の充実を図る旨を追加します。

 

 

◆番号

 11

 

◆意見の概要

 P122

 高次脳機能障害の方が徘徊高齢者等探索システムを受けることができることを計画に記してください。

 

◆市の考え方

 久喜市徘徊高齢者・障がい者探索システム事業では、認知症により徘徊行動のある65歳以上の人や40歳以上65歳未満の介護保険の要支援・要介護認定を受けた第2号被保険者、18歳以上で療育手帳の交付を受けている人を在宅で介護する家族を対象としています。

 このため、高次脳機能障がいのある方については、40歳以上で介護保険の要支援・要介護認定を受けている方が対象となります。

 介護保険の要支援・要介護認定の有無に関わらず、利用を可能とすることにつきましては今後の検討課題とさせていただきます。

 

◆計画案への反映

 原案どおり

 

 

◆番号

 12

 

◆意見の概要

 P66、P128~P136

 小児の高次脳機能障害への支援について、計画で記してください。

 

◆市の考え方

 小児の高次脳機能障がいについては、早期発見・早期対応が特に重要であると考えています。

 こうしたことから、高次脳機能障がいに関する正しい知識や理解を深めるため、広報くきやホームページなどでの周知及び啓発に努めるため、本計画のP63「啓発活動の推進」を掲載しています。

 

◆計画案への反映

 原案どおり